入院時のお金の問題

2020.12.21  

昨日は発熱からも回復して復活の兆しがありましたが、今日はまた微妙です…。微熱の範疇ですが37.5度でちょっとダルくて食欲も落ち気味。先生も土曜日の熱は心配してくれて、次のレミケードも入院のままやろうという方向になりました。

もともと最短で前の土曜日退院予定が、火曜日に延び、今回金曜日に再び延期されてしましました。しかしまぁある程度良い状態で退院したいので、焦らないようにします。

幸い会社からも年内はゆっくりしてと言ってもらって、入院中にもかかわらずリモートでちょくちょく最低限の事務処理と顧客の電話対応してるだけなのに、一部テレワーク扱いにしてくれるという、まさに神対応。決して大きくない会社だけど私にとってはどこを探してもこれ以上は望めない良い会社だなぁと、しみじみ感謝しています。


サラリーマンの入院時の問題

サラリーマンが入院して問題になるのが仕事の引き継ぎと、自分のお金の問題だと思います。前者はそれなりの組織であれば電話やメール・LINEなどで情報伝達できれば何とかかんとか回っていきます。

一番のリスクはお金だと思います。入院することで収入が減るのだけは避けたいですよね。私の場合は運良く大きな損失無くここまでこれましたが、その境目を少し振り返っておきたいと思います。

特定医療費受給者証の取得を

潰瘍性大腸炎の場合は国家指定難病ですので、医療援助が手厚く受けられます。診断が確定した時点で、一早く特定医療費受給者証を申請してください。必要な書類を大急ぎで揃える必要があります。

これにより医療費の負担額がご本人様の様の所得によりますが大体月額1万円か2万円上限となります。入院時の食事の費用は別途負担ですが、入院の経済的負担はかなり軽減されます。

ちなみに一般的な高額療養費制度などだと、月額上限が6万円くらいだった気がします。これも年収により前後しますが、ひと月で5万くらい、月跨ぎの入院だと10万くらいの差になります。

有給休暇か傷病手当か

サラリーマンが病欠するとき、通常は貯まっている有給休暇を使うと思います。私の時も初回入院時は30日くらい貯まった有給を20日くらい消化しました。4週間の入院で大体20出勤日ですので、潰瘍性大腸炎の1回の入院の目安になると思います。

問題は1年くらいのスパンで入退院を繰り返してしまった場合です。有給の付与は年1回で、通院でもちょくちょく有給を使うため、圧倒的に足りなくなってくるのです。私も3回目の入院時には有給の残日数が一桁でした。

そうなると傷病手当を活用するしかありません。給与の6割程度が健保?から支給されるので、入院保険(私の場合は日額5千円)と合わせればトントンくらいにはなります。

お気づきの通り、有給消化+入院保険の状態で入院している間は経済面だけで見るとプラスになります。保険の日額が大きいとなおのことプラスは大きくなります。

あともうひとつ、傷病手当は同じ病気に対しては初日から1年半の期間しか支給されません。2回目の入院が1年後とかなら申請可能ですが、2年後とかだと申請できません。コレが結構痛いところですね。

ちなみに今回の入院前、有給はMAXの40日まで復活していました。サラリーマンの場合、勤続年数により7年目くらいから年間20日の有給が付与されます。つまり年1回入院するとさすがにキツいけど1年半に1回くらいまで頑張れれば、ギリギリ凌いでいけるのです…苦笑。


つらつらと書きたいことを書きましたが、要は特定医療費受給者証をいち早く入手すべし、日額5千円くらいの保険は御守代わりに契約しておくべし、有給休暇と傷病手当でうまくやりくりすべし、ということです。

もちろん保険は健康なうちからですね。今元気でも何があるかはホントにわかりませんので、最低限の保険には入っておくことを強くオススメします。

あとは会社によく理解してもらい、万が一の時に大目に見てもらえるように、寛解で元気なときはしっかり仕事に取り組んでおくことですかね。笑

お金の不安は治癒力を阻害する気がするので、少しでも事前にカバーしておけると良いですね!

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2020.12.21 19:55
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