ナースコールの使い方

2020.12.26  

いよいよ入院生活も明日で終わりになりそうです。条件は前回の採決結果より改善されてること。自分に問いかけると問題なし!なので、大丈夫でしょう。

入院絡みでまだ書いてなったナースコールについて、退院する前に書いてみようと思います。一応経験に基づき、あと看護師さんにも聞きながらですが、病院や看護師さんによってもナースコールに対する考え方はそれぞれだと思うので、参考程度にお読みください。


小説やドラマの演出でナースコールが登場するのは割とシリアスな場面、明らかにヤバいだろって場面だと思います。

イメージ的には「息ができないぃぃ・・・ポチッ・・・」とか「ゲホッ!ブホッ!・・・(吐血して)ポチ!」ですかね?昭和な感じがしなくもないですが。

実際は当然そんな場面ほとんどなく、みんなポチポチします。楽天やAmazonよりポチします。笑 でも最初は押して良いのかわかんないですよね。

困ったときは押せば良い

基本的に自分で解決できない困ったことがある時は押して良いと思います。逆に自分で何とかなる時は押さない方が良いと思います。

困る手前の迷った時も、押しちゃって構わないかなと思います。こんなことで押して良かったかどうか、不安な場合は看護師さんに聞くと良いです。

対応してもらって「ありがとうございます。呼んじゃったんですけど良かったですか?」とか「こういうとき呼んじゃって良いんですかね?」と聞けば、こうしてね~とか、いいよいいよ~とか、雰囲気が掴めると思います。


よくナースコールを押す例

私の経験の中でナースコールを使った・他の患者さんが使っていた事例を挙げておきます。大体「こういう時は呼んでね」と看護師さんが言っている事例のつもりです。

安静後 最初のトイレ

テッパンのやつですみません。ふらつき・転倒を看護師さんは最も恐れます。検査上がりで絶対安静後の患者さんは必ず初めて動くときはナースコールで呼ぶよう指示されます。

これは逆の見方をすれば、お手洗いでも何でも、自立歩行に不安がある場合は安全第一でナースコールすべきだ、とも言えるでしょう。

ふらついて点滴スタンド倒すくらいならまだしも、転倒して頭でも打つと関係者全員が不幸になりますので、安全が最優先です。

点滴の関係

初めての点滴だとわからないことや不安が多いと思います。なんとなく呼ぶ・呼ばないの境界線はありますが、個人的には結構グレーかなと思っています。

【呼ぶ】①点滴が止まって動かない。体勢を変えても落ちてこない。②点滴が空っぽ。③逆血(点滴のチューブに血液が逆流)して座っても寝転んでも戻らない。④点滴の機械がエラー発報。⑤点滴部分がかなり痛い・漏れている。⑥シャワー前の保護ラッピングと再開。/これらは呼ばないと気付かない、放っておくと別の処置が必要になるようなことですので、気付いたら呼んでも問題ないと思います。

【呼ばない】①点滴に気泡が入って流れ込んでくる。②滴下速度が速いまたは遅い。③お散歩や買い物に行く。④点滴部分が少し痛い。/これらは放っておいても大丈夫で適宜看護師さんが調整してくれることです。少し痛いくらいなら、様子を見に来てくれたときに相談すると良いと思います。

体調不良

どこか痛い・苦しい・気持ち悪い・熱っぽい・ダルい、こういう時は我慢せずに呼んで対応してもらった方が良いです。早めに気付いてもらうのは大事で、今回の私のように思わぬ病気が発見される場合もあります。

あとレアなケースですが、同部屋の患者さんの様子が明らかにおかしい時は、代わりに呼んであげた方が良いです。お年寄りとかだと朦朧としてナースコールを探せなかったりしますので。。


色々書きましたが、要は「看護師さんが」「すぐに」対応すべきことかどうかを、ナースコールを押す時に考えると良いかなと思います。

看護師さんはナースコールで呼ばれると来なければいけないので、軽い内容でもチリツモで負担になると思います。一度でも何かしら電話を受ける仕事をしたことがある人なら、電話を取る=ナースコールに対応するプレッシャーがわかると思います。

無駄にナースコールを押さないために看護師さんが来るタイミングを把握しておけば、まとめて話ができてスムーズです。大体9時頃・17時頃にバイタルチェック(体温・血圧)、食事と薬のチェックは確実に誰か来てくれるはずです。

あるいはナースステーションにいる看護師さんに声を掛けるのも、明らかに緊急性が低いとわかるので、そこそこ動けるならアリだと思います。呼ぶ側と呼ばれる側、互いの配慮が大事ですね。

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2020.12.26 22:30
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