保険の告知義務(難病サラリーマン家を買う4)

2019.12.30

住宅ローンを組むに伴い、だいたい必要になるのが、団体信用生命保険(通称:団信)への加入です。

生命保険なので現在の健康状態の告知が必要で、告知に基づき保険会社が加入の可否を判断します。これが告知義務です。

健康で大病に罹ったことが無ければ、大概の項目に「いいえ」「なし」の回答で済むと思います。「はい」があると詳細を告知する必要があります。

潰瘍性大腸炎を正確に告知し、無事の受諾を得て、団信に加入し住宅ローンを組むまでのまとめです。



告知義務違反で団信に加入すると…

団信も生保と同様に加入時には生保会社の調査は無く申込書の告知内容が審査の全てのようです。つまり告知義務違反をすれば加入自体は可能です。

不動産屋さんからもいろいろ話を聞き相談する中、告知義務違反で加入する人も多く、告知と関係ない死因の場合は保険も下りるとの説明を受けました。

持病を隠して加入し交通事故で死亡したとしても、保険は支払われる、と申込書にも説明があります。

では告知義務違反で加入すれば良いのでしょうか?私は絶対「NO」だと思います。

違反で加入した場合に誰が得で誰が損なのかを、簡単にですが整理してみます。


不動産屋=売買契約が順調に進むので【得】
生保会社=加入者数が増えてるので【得】
(調査の上で告知義務違反に係る死因の場合は保険料支払い拒否ができるので問題なし)
加入者=万一の時に支払い拒否されるので【損】

もちろん交通事故等、持病と全く別の死因の場合は、保険料は支払われますが少しでも因果関係があれば保険料が支払われないリスクを負うことになります。

そしてそのリスクは自分ではなく、遺された家族が背負って生きていくことになるのです。

また違反で加入しても、住宅ローンの期間中、つまり30年以上も偽って手に入れたマイホームで、暮らし続けるのも、精神衛生的にも悪いですよね?



正しく告知する

正確な告知をして結果を受け取るしかありません。ありのままを申込書に書くことに決めました。

病名・入院歴・治療中の投薬量などを申告します。結果に影響があるかは不明ですが確立を上げるため、現状は寛解で問題ないことと、治療を継続すれば、余命にも影響がない旨を診断書で提出しました。

<実際の記載内容>
・病名
  潰瘍性大腸炎
・診断を受けた日
  診断が確定した年月
 (治療中なので「~まで」は空欄)
・入院の有無・期間
  あり・直近の入院期間と日数
 (入院歴3度ですが記入欄はひとつ)
・症状経過
  投薬治療により寛解状態
  リアルダ1200mg×4錠/日
  プレドネマ注腸60ml×1回/日
・診断書
  投薬治療の内容
    リアルダ1200mg×4錠/日
    プレドネマ注腸60ml×1回/日
  本疾病は余命予後に影響がないとされており、
  継続して治療することで通常の就労が可能です。

団信は就労云々は基本的に関係ありませんが、元気に過ごし続けられることを印象付けるのと、住宅ローン審査にも転用する可能性を考慮して、主治医に相談してあえて記載してもらいました。

が、実際には団信とローンの審査は別物なので、ローンの審査で健康状態は審査されません。こんな申込書を前回の記事でも書いた通り、団信・ワイド団信含め、7・8枚ひたすら書き、1週間から2週間程度の審査を待ちます。

人事を尽くして天命を待つ というやつです。
(次回へ続く)

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2019.12.30 14:20
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