注腸は効果絶大

2019.06.18  

潰瘍性大腸炎の治療薬はいくつかあります。個人的に活動期に頼りにしているのが注腸です。効く効かないは個人差があると思いますが、現状の私の使い方としてまとめておきます。



注腸は大きく2種類

注腸と言うと潰瘍性大腸炎の治療の場合、メサラジンとステロイドの2種類でしょう。私はステロイドのプレドネマ注腸が効きます。

メサラジンの方はペンタサ注腸などと言い、白濁した薬液100mlがほとんどだと思います。溶けていないので詰まってしまったり、量も若干多いので保持が難しかったり、朝の便もドロッとした感じで苦手です。

一方プレドネマ注腸は完全な溶液で60mlです。詰まらずに量も少なめなので入れやすいです。30分ほどゴロゴロしておけば吸収されるのか、不快な思いが長引くことがありません。

プレドネマ注腸についてはステロイドなので、漫然と長く使用したくはないですが、効果を体感できているので主治医にも色々と根掘り葉掘り聞いた話をまとめておきます。



ステロイド注腸の使い方


1日の使用回数

入院中は就寝前に1日1回使用していました。退院後も寛解導入に向け1日1回、様子を見て2日に1回など頻度を下げるような使い方です。


回復傾向の時はこれで構わないのですが、活動状態で症状を和らげたい時は1日2回です。朝1回・夜1回で何とか日常生活を送れます。

使用のタイミング

朝でも夜でも特に気にしなくて良いそうです。経口で服用するステロイドは体に合わせて、朝多め、昼・夜と少なく服用します。

注腸の場合は局所的なのであまり気にせずに、排出せず長時間保持するほうが大事です。

使用量

1回の使用で60mlを使い切るのが通常ですが、状態により適当に残しても問題ありません。

もちろん注腸する時は活動期が多いので、ある程度使い切る前提だとは思いますが、安定して少しでも減量していきたい時は、使用量を加減してみるのも良いと思います。



注腸は手間はかかりますが即効性があり、不調時に乗り切るには頼りたいお薬です。

主治医と相談してご自身の体調に合わせ、適切に使用しましょう。

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2019.06.18 23:39
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