レミケード初体験

2020.12.11  

まさかの4回目の入院で、今までと違う角度から治療していこうということで、レミケードを初導入しました。

潰瘍性大腸炎に使われるようになって10年ほど?になるようで、とりたてて革新的な治療法というわけではありません。あの手この手のうちのひとつという感じです。


過去の入院は記事に無いので簡単におさらいしておきます。過去3回の入院を含め、5-ASA製剤、経口ステロイド、G-CAP、ステロイド注腸を経験してきました。

感覚としては、経口ステロイドは副作用もありますが服用しているうちは強力に効いてくれます。ステロイド注腸も悪化時に和らげてくれました。G-CAPはステロイドと併用だったためピンときませんが、深い寛解への導入にはなった気がします。

一方で、5-ASA製剤はメサラジン、アサコール、リアルダと種類も色々飲みましたが、正直あまり良い感触は無かったです。個人的には効いていない、という結論です。


いつものごとく前振りが長くなってしまったのですが、まだ試していないのがレミケードという選択で、今回初めてやってみることにしました。

レミケードとは、から始めるとまた長くなるため、今回は体験だけを書きます。外来通院でも出来るようですが基本は入院でスタートのようです。


治療のための条件

潰瘍性大腸炎が中等症以上に悪化しており、他の治療法の効果が不十分であることがなんとなく条件としてあります。要は飲み薬で治る程度の病状であれば実施しません。する必要がありません。

それから、他の感染症や合併症ではないことも、事前に検査で確かめてからになります。全体的に免疫力が下がる治療のため、事前のチェックですね。

実際のレミケード投薬

レミケードは体重に合わせて薬剤を点滴するだけなので、基本的に患者としてはベッドで寝て点滴を入れてもらうだけです。滴下もゆっくりですし量も300mlいかない程度なので、針も細く大きな負担はありません。

投薬量も装置制御なので基本的に寝ててもトイレに行っても大丈夫です。

私の場合は初回で看護師さんが動きだしてから終わるまで3時間くらいでした。

レミケードの副作用

よくある副作用としては発熱やめまいなどがパンフレットに書いてありました。看護師さん曰く発熱は多いそうです。私は幸いにして初回レミケードでは何の副作用もなく終了し、1日経過して問題は起きていません。

ただし、2回目以降に副作用が現れる場合もあるようなので、注意しながらの治療ではあります。

最初の最初は看護師さんが付いて非常にゆっくり開始するので、何かあってもすぐに対応してもらえるので、その意味では安心して治療できると思います。

レミケードの効果

こらは完全な個人の感想ですが、スコブル良好です。

効果の発現は2〜3日後のようなので、そもそも回復傾向なのかもしれませんが、昨日レミケードで今日出血がかなり治りました。トイレ回数も半減しています。

効果ありとしたいところですが、これから長く続けての判断にはなりますので、また随時書いていこうと思います。


結局この病気はいかに寛解期を長く維持できるかということに全てがかかっているように思っています。

私の場合3〜4ヶ月に1回、3週間ほど活動する繰り返しだったため、まずは退院して寛解維持に努めたいと思います。

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2020.12.11 21:30
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