レミケードで寛解維持
有難いことにレミケードで2年以上も寛解キープ。
発症後5年間ほど好不調の波で入退院の繰り返し。
それがピタッと治まったのはレミケードのおかげそのもの。
今日はレミケードってなんやねんのお話を改めて。
潰瘍性大腸炎の原因
根本原因はわかってない潰瘍性大腸炎。
ただ大腸が炎症を起こす原因としてはTNFαが挙げられるようで。
原因不明ながらこのTNFαという体内物質が悪さをしてるらしい。
じゃぁそのTNFαを抑え込めば良いやんかという理論。
TNFαの働きを抑えたり、TNFαをつくる細胞をやっつけてくれるのがレミケードなんね。
メサラジン系の飲み薬やステロイドでどうにもならん患者さんが対象で、有効性は約50%。
いろいろやってアカン患者さんの半分に効くわけやから、試す価値アリ。
もちろん免疫に関わる治療やから副作用もあるけど、それは致し方なし。
ぶーやんはレミケードで劇的に良くなったんね。
2カ月に1回の点滴は死ぬまでとしても、再燃繰り返すより全然マシやと思う。
レミケード2年間の実体験記
実際レミケードの治療で何をするか。
レミケードは500ml程の点滴を入れるだけ。
詳しいことは知らんけど体重によって必要量が変わるみたい。
生理食塩水で流してるみたい。
初回点滴して、その2週後、さらにその4週後、そしてさらにその8週後に点滴。
ここまで軌道に乗ればあとは8週毎に点滴を続けてくだけ。
潰瘍性大腸炎患者さんは薬もらうだけでも病院は定期的に通ってるはず。
だから病院の頻度は良いとして、点滴やから時間がかかるのがネック。
点滴自体は針も太くないし正味2時間ちょっと。
ただその前に採血したり問診したりで待ち時間も含めると5~6時間はかかる。
半休じゃきついな、諦めて1日休むしかない。
点滴中はテレビかスマホとかPCも触れる。
この記事も絶賛レミケード中に書き書きしてるで。
終了後は何の違和感も無いし特に制約も無い。
運動も飲食も普通やし、極論酒飲んでも大丈夫やけど自己責任で。笑
要は病院の時間さえ確保できるなら普通の通院と変わらんのよ。
もちろん採血して薬もらうだけの通院ではないけどね。
いま状態が思わしくない患者さんは検討されてはいかがでしょうか。