下剤の救世主?ピコプレップ
前回の記事でピコプレップを紹介しました。2016年に発売されてまだ一般的にはこれまでのニフレックなのでしょうか、検索してもあんまり引っ掛かりません。
とはいえ、医療機関の大腸内視鏡のページにはちょくちょく紹介されているので、わかったことをまとめます。
いろんな情報の寄せ集めなので多少間違いがあるかもしれません。ニフレックとの比較で記載しているつもりですが、違う場合もあります。
マグコロールとかモビプレップとかも出てきますが、下剤自体を2L近く飲む必要があること、スポーツドリンクのような味というのは大体共通です。
個人的にはニフレックが苦手でこの記事を書いていますが、ニフレック自体が悪いとか否定とかするための記事ではありません。平気な方も多いとわかりました。念のため、ニフレックさんが傷付かないよう…。
味の改善
これは身をもって確かめないと正直なんとも言えないですが、オレンジ味で甘いとのこと。少なくともスポドリもどきとは一線を画す味付けのようです。
美味しい味は無理でもせめて少し頑張れば飲めるくらいの味だと助かるんですが。
服用量
検査前日から飲み始めるのが特徴ですが、下剤自体は検査前日150ml・検査当日150mlと、他の下剤と比べて圧倒的な少なさです。これなら嫌な味でも、コップ一杯流し込むこともできそうな気がします。
別で透明な飲料を、前日は1250ml・当日は750ml飲む必要がありますが、透明であればコンソメでもコーラでもOK。野菜ジュースとかコーンスープはNGということでしょう。
これなら透明な飲料を好みに合わせて用意しておけば良いのでかなり楽になるのではないでしょうか!?
実験データ
下剤としての効果・飲みやすさ(量や味)・副作用などに関するデータも公表されています。これまでの下剤2Lタイプとの比較データで、2Lタイプですら20%程度が良い味と回答し、35%程度が量も問題なく、60%程度が次回も同じ薬で良いと回答していることには、被験者の方々の根性に感服します。
しかし!ピコプレップにおいては70%程度が良い味と回答し、90%程度が量も問題なく、次回も同じ薬で良いと回答しているのです。多くの被験者の方々は「2Lタイプと比較して」という前提での回答かもしれませんが、なかなか期待できますね。
色々調べた結果、ピコプレップは十分に試す価値のあるニュータイプの下剤と期待を持つことができました。百聞は一見に如かず、前回の大腸カメラから2年半程も逃げ回ってきたので、そろそろやっておきます。
8月の次の診察で予定日を決めて頑張ります。うまくいきますように!