食べたい物を食べる

2021.01.09  

お腹が回復すると食も進みます。私個人的には食事はあまり病状には影響しないと思っている反面、腸の状態には影響するということは感じています。

まどろっこしい言い方ですが、潰瘍性大腸炎というのは、大腸の状態が良くても別の要因で悪化して活動状態になるというのを、身をもって経験しているのです。


そもそも潰瘍性大腸炎は原因は自己免疫の不具合とされていますが明確にはなっておらず、根本的な治療法が確立されていない病気です。だからこそ難病指定されています。

そんな病気なのですが、一度発症したきり何十年も再燃せずに元気に過ごす人、軽症で再燃しながらもボチボチと過ごす人、中等症で再燃して入退院を繰り返す人←私、重症・劇症となり手術となってしまう人など、いろんなパターンがあります。

この違い誰にも分かんないんですよね。国内10万人以上の患者でそれなりに研究されている病気なので、分かっていればみんな軽症で過ごせるはずなんです。

大腸の病気だからといって食べ物に原因を求めるのは間違いではないにしても少し短絡的過ぎです。私は食べ物はあくまで原因の一つの要素にしか過ぎないと思っています。

青汁とか乳酸菌とか世間ではいろんなものがおススメされています。私もミルミルは愛飲していますし野菜・オリゴ糖などいろいろ試しています。しかしこれはあくまで大腸を整えるものであって、潰瘍性大腸炎を治すものではないという認識です。

腸内環境が良くなり、結果としてそれが潰瘍性大腸炎の改善や寛解維持につながる場合もあれば、別の要因で腸内環境とは関係なしに再燃する場合もあります。

逆に極論をすれば多少腸内環境が悪くても、もっと大きな要因が改善されれば潰瘍性大腸炎は良化する可能性もあるということです。なんせ原因は自己免疫に由来するというのが主流の考え方ですから。


くどくど書きましたが、何が言いたいかというと、普通に食べたい物は食べて良いんじゃね?ってことですね
。笑 明らかに食べ物で再燃するとかわかっている人は除いて。

あと、腸内環境は良いに越したことがないので、その努力はできるならやった方が良いと思います。普通の人よりは腸に気を使ってあげた方が良いとは思います。

でも食べたい物を我慢したり、極端に食事に気を掛けたり、食べ物に要因を探し求めるのは少し違うかなぁと思います。溢れる情報は参考程度に、自分の身体と向き合うのが良いと思います。

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2021.01.09 14:45
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