コレステロール値
先週末、病院の定期受診で市民病院に行ってきました。コロナウイルスで入院している患者さんもいて、厳戒態勢かと思いきや、特に普段通りでした。そりゃそうか。
毎年会社の定期健康診断でコレステロール値が高いという警告が出るので、先生に検査項目を増やしてもらいコレステロールも追っていくことにしていました。
結果的には特に問題はなかったのですが、本当に毎年健康診断で警告マークがつくので、気になったことを少しまとめておきます。
コレステロールと中性脂肪
コレステロールは細胞の働きを調整したり、栄養素の吸収・生成に関わる脂肪分のひとつらしいです。とりあえず難しそうなので、コレステロール自体は別に悪者ではなくちゃんと身体に必要な成分だと考えれば良いと思います。
よく並べられるのは中性脂肪です。エネルギーの源ですが、後に出てくる善玉を減らすので数値が高すぎるのは良くないです。
どちらも肝臓で作られるのですが、元となるのは食事ですので、食事に気をつければある程度これらの数値を改善することは可能です。
善玉と悪玉/コレステロール
コレステロールは善玉と悪玉に分けられることが多いと思いますが、コレステロール自体はひとつです。
血中のコレステロールを肝臓に回収する役割の善玉はHDL、血中のコレステロールを全身に運搬する役割の悪玉はLDLという数値で検査結果に載ってきます。
善玉と悪玉で分けられているのはこの役割の違いからです。悪玉は多すぎると血管にくっついて動脈硬化の原因になるからそう呼ばれちゃってますが、ちゃんとした役割があるんですね。
HDL・LDLはタンパク質でコレステロールは脂肪分です。血液中ではタンパク質と脂肪分が結合して運ばれるので、HDLコレステロール・LDLコレステロールと呼ばれています。
初めてコレステロールについて調べてみましたが、結構勉強になりました。
経過観察します
今回の血液検査ではどの数値も正常値内だったので特別心配ないよと言われました。しかし先にも述べた通り、毎年警告を受けている身なので、経過観察することにしました。採血の手間は同じで、採る本数が増えるだけです。
「運動や食生活を改善したんじゃないですか?」と先生に聞かれましたが、キッパリ「変えてません。」元々そこまで悪い生活はしてませんが、改善もしていません。胸を張るところではないですが。
とはいえ、動脈硬化とか、死に直結するようなリスクは少しでも遠ざけたいので、今後は少しずつでも変えられるところは変えていこうかなと思います。