及川くん先発
< 阪神 6 - 3 西武 >
今日のエキシビション、先発は待ちに待った及川くん。2軍では先発してても、エキシビはやっぱしっかり一軍相手で一味も二味も違う。
もちろん中継ぎでバリバリにやってくれてるから、ある程度の投球は当然として、先発ローテ当確ランプが点るかが見どころやったんよね。
結果から言うと見事に期待に応える投球を見せてくれたんよ。以下で振り返り~。
立ち上がり抜群
立ち上がりからしっかり140km/h後半のストレートを軸にバッチリ三者凡退。
外崎選手への完璧なツーシームで空振三振。
森選手はドン詰まりのニゴロ。
呉選手へはさらに完璧なアウトロー直球で見逃三振。
120km/h以下の緩いカーブやら、150km/h手前の直球、リズムもコントロールも文句なしの立ち上がりやった。
2回~5回も合格
2回のおかわり中村選手ヒットも詰まりのポテンヒット。
山川選手はフルカウントからツーシーム低め臭いところを空振三振。
ちなみに前のアウトハイ直球もナイスボール。
んで岸選手を詰まりの三ゴロ併殺。
まぁ2回もほぼ三者凡退。
裏の打席ではキッチリ1球で送りバント。
そこからサトテルの3ランまで繋がって4点やから、及川くんナイスバント!
直後の3回も愛斗選手・能代選手を連続三振斬り。変化球も直球も抜群の制球と球威。
金子選手もセンターフライで3イニング9人斬り。
4回は外崎選手ニゴロ、森選手に四球も、呉選手遊ゴロ併殺。
5回に唯一の失点となったおかわり中村選手に失投をドカンと一発。
まぁこれは良いクスリになると思われ。
ホームランバッターにカウント悪くして甘いところ行くと一撃喰らうで。
いまのタイミングで及川くんが先発にしろ中継ぎにしろある程度戦力になってくれてるのはホンマに大きい。
高卒2年目で、来季・再来季くらいにはってところが、ここまで早く成長してくれるとは。
次回もエキシビで、そん次が公式戦になるんかな。期待は膨らむ一方やゎ。
ひとつ、どうしても言わせて
最終イニング9回、愛斗選手のセンター犠牲フライの場面。
深めの位置でタッチアップを許すのはやむを得ん場面。
それにしても捕球した後の暖くんの動きが緩慢過ぎ。
もちろん、ノンビリ返球しても素早く返球しても結果は同じやで。
でも矢野監督の野球はそうじゃないよな?
結果が一緒やから全力疾走しませんでした、スライディングしませんでしたは、アカンやん。
一事が万事。常にベストな動きをしておくことが、いざという時のスペシャルなプレイにつながるんちゃうの?
常にカットマンへ最速で返球する動きを身に付けとくのが今の暖くんに必要な事なんじゃないの?
特に気になったから書いたけど、他にも山本くんのニゴロ併殺取り損ねとかもチャージしてチャレンジして欲しいし、若い経験の少ない選手の積極的なミスは認める矢野監督を信じてレベルアップしてって欲しいなぁ。