サトテルを大分析
< 横浜 2 - 5 阪神 >
初回4点の猛攻で大事な9試合を白星スタート。
やっぱり塁に出るべき人が出て、打つべき人が打てば、しっかりと試合になる。
中野くんのタイムリーツーベースが効いた。サトテルもついに出たね。
そして4点目の取り方も戦略的やった。これは後述。
大山くんの一発もソロながら戦意を喪失させるには十分な一撃やった。
青柳さんは本来の粘り強さ、後ろ3人も状態は問題無さそうで、投手陣は心配なし。
サトテルの一打振り返り
いやぁ役者やないか。
野手の連続打席無安打記録を新人で作ったんやから。
59打席もヒット無かったら普通の新人なら打率が身長ほどになるぞ。
いや待てよ、ちょこまかヒット打っても身長ほどの新外国人が・・・苦笑
何はともあれ一本出たことが大きい。大き過ぎる。
そして「プロ野球は難しいなとすごく思いました」とのコメントが、好感度MAXですがな。サトテルはホンマええコなんやなって。
鳴り物入りで入団して前半戦ブイブイ言わしたサトテルが、この思いを1年目にして味わえたことが大きい。
もうね、サトテルがプロ野球選手というより人間としてすごく良い方向に行く経験になると思う。
だって、打てへん選手の気持ち、出られへん選手の気持ち、それを支える周りの人の気持ち、色んなものを目の当たりにして、自分自身のモノにできたってことやもんな。
弱者のことを理解できる強者は、ホンマにカッコええから、サトテルはマジこれからスゴイことになるで。
・・・
あ、その一打振り返るの忘れてた。
この打席見てて勝負分けたの、4球目でしょ4球目。
これが結果的にはサトテルの打席結果を分け、試合分けた。下手するとペナント分けるかもやで。
サトテルへの4球目、スッパーーーンッと外角ズバリの球が、ボーーーールッ。
もうビビビッとくるよね。野球の神様は往々にしてこういう風にして人を試す、チームを試す。
球審の手が上がれば見逃三振で2点止まり。でもサトテルは生き延びた。
そのチャンスを掴んで次の球を見事ライト前に転がしてHランプ灯したんやから立派なもんやな。
結局初回4点まで結びついて快勝やからね。
初回2点止まりやったら。その裏オースティン選手に勝負いって同点2ランとかマジであり得たと思う。
いやはや、野球って一球一球、どこまでも集中切らさずにベスト尽くすのが大事って、思い知らされた。
4点目ようやくここで振り返り
後述って書いて忘れるとこやった。笑
4点目の取り方。この試合に対する気持ちが出たプレイやったな。
強い気持ちとともに非常に計算高い、ベンチが取った1点やと思う。
梅ちゃんのヒットで4点目取れたとしても次は青柳さんやから恐らくそこまで。
ならばと、3アウト目と引き換えに4点目を取りに行ったんね。
仮に盗塁成功なら単純にチャンス拡大。サトテルが挟殺されても1点は入る。
この1点1点の積み重ねが、各選手のちょっとした余裕に繋がって、良いプレイに繋がる。
1塁サトテルが挟殺される間に3塁暖くんが生還しただけ。だけと言えばだけの話やけどね。
でもグッと流れを掴んで残り試合も1点を泥臭く取りに行く姿勢をここで出せたのは良かったと思う。
次戦10/6の希望願望
やっとこさ明日のところまで辿り着いた。笑
予告先発は大筋で予想が流れてた通り、阪神は中5日で西勇。横浜は大貫投手。
あぁ大貫投手苦手やわ。でももう苦手とか言うてられへんで。
幸いにしてみんな調子上げ気味に見えるから、ヒット7・8本で2・3点は取ろう。
西勇は完投するくらい気合入れてやって欲しい。中5日やけど西勇ならいけるやろ。
勝てば勝つほどリリーフは負担掛るから、明日明後日はできれば大勝か完投で。
まだまだ一歩目を踏み出したばっかり。一戦必勝でチーム一丸となって戦って欲しい。明日もナイスゲームで!