入院時の点滴について

2020.12.18

持病の潰瘍性大腸炎で4回目の入院中ですが、ようやく退院日が火曜日に決まりました。まだまだベストな状態にはほど遠いですが、大分症状も落ち着いてきて、月曜日に採血して問題なければ退院してみることになりました。昨日点滴が外れたのですが、今まで点滴についてはあまり書いたことがなかった気がするので、ちょっくらまとめておきます。

潰瘍性大腸炎、あるいはその他の消化器系の病気で入院すると栄養が十分とれなかったり、絶食になるので点滴生活になる場合が多いと思います。少しでも不安が解消するよう点滴のイロハを書いておきますので参考になれば幸いです。


点滴を刺す場所

通常は利き腕と反対の手首から肘までの静脈で取ります。曲げたりせずにストレートに固定できる、ある程度しっかりした血管に刺します。刺すと言っても最初に針を刺し、血管にほそーい管を入れ、そこに点滴をつなぐので、ずっと針が刺さったまんまってことではありません。

点滴生活は、点滴終了になるまで、一日中ご飯の時もトイレの時も歩くときも寝るときも、ずーっと刺さったまんまでの生活と言うことになります。点滴から腕までをつなぐチューブはある程度余裕を持って長めに用意されるので注意していれば引っ張られたり抜けたりすることはありません。

お察しの通り、生活に直接影響が出る部分なので、手首の微妙な位置などで点滴をとるとイチイチ動かすときに注意が必要となります。私もそうですが、立派な血管が表面に無かったりすると点滴をとる位置で苦労しますが、刺すときは多少大変でも良い位置に点滴を入れてもらうのが望ましいです。

点滴で薬剤を投与する仕組み

一度点滴を刺せば1週間はそこを通じて必要な薬剤や栄養を送り込むことができます。点滴が無くなって交換したり、一度に複数種類の点滴が必要な場合でも、分岐させてつなぐことができるので、毎度毎度点滴を刺す必要はありません。

だいたい1週間くらいで点滴する薬剤の影響などで血管が傷んでくる(そして痛んでくる)ので、別の場所に刺し直しになります。痛くなったり腫れたり、薬剤が漏れたりしても刺し直しになります。

点滴の滴下速度

薬剤によって正確な早さで投薬しなければならないものや、大まかに半日で全部落としきれば良い栄養だけのもの、30分くらいで落とす痛み止めや抗生剤など、点滴によってマチマチです。

正確な滴下が必要な薬剤については制御装置が取り付けられて管理されます。制御装置が付いていれば狂いは生じません。病室では電源につないで使用し、トイレやちょっと出歩くとかの時はバッテリーで使用できます。

滴下速度が適当で良いものは看護師さんが様子を見ながら手元で調整してくれます。自然落下で落とす場合は姿勢や高さによっても滴下速度はすぐに変化します。私なんかペース見ながら自分で調整しています。ホントはダメかも。

また早く落とすとそれだけ血管が傷みやすいです。腫れたり痒くなったりいろいろ感じたら、あまり我慢せずに看護師さんに相談した方が少しでも快適な点滴生活になると思います。

点滴中のトラブル

トラブルというか、初めてだとわからないことも多いでしょうし、不安に思うことも色々あると思います。私がよく同部屋のおじいちゃんとかが心配していることを、ここで解決しておきます。

・点滴が空っぽ
基本的に看護師さんが時間で管理しているので放っておいても交換に来てくれます。ただし忙しかったりちょっと忘れて放置される可能性もゼロでは無いため、気づいたらナースコールで呼べば良いと思います。そういえばナースコールの使い方も書いてなかったなぁ…また今度。

・血が逆流している
逆血と言うそうです。点滴は身体と点滴袋の高低差だけで成り立っています。点滴袋が高い位置にあれば自重で身体に流れ込みます。逆に身体の方が高いと血液の方が点滴袋の方へ向かいます。まぁ実際には点滴袋の方が下に来ることはあり得ないのですが、血流とか圧とかの関係ですね。さすがに袋まで流れ込むことはないです。寝て安静にすれば自然と正常な状態に戻りますので、トイレとかちょっと歩いたときに逆血してもあまり気にする必要はありませんが、長時間だと血液が固まる可能性があるため注意してください。


点滴については大体こんな感じだと思います。大変な状況になると点滴スタンドに大量の薬液の袋がぶら下がってるのを見ることがありますが、大体1個か2個が多いと思います。

寝ても覚めてもゴロゴロと点滴と一緒に生活するのは大変ですが、少しでもみなさんの点滴生活が快適になるようお祈りしています。

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2020.12.18 16:30
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