入院生活22日目〜退院
潰瘍性大腸炎で入院した際の、22日目〜退院の記録です。主治医からこれまでに行った検査の結果や今後の治療方針・見通しを説明していただきました。
入院22日目
排便1回・通常の便・平熱
日中は体を動かし、食事も腹八分目で健康的、睡眠もしっかりとれるようになりほぼ万全です。
便は色・形も良好で、ステロイド減薬のみです。朝一の採血もGCAP後で、結果が楽しみです。
- 8:00
今日からステロイドが25mgです。あと一歩です。風の噂ですが皮膚科などは25mgで退院可能で、消化器科は20mgでの退院が多いらしいです。
薬剤師さんが「ガイドラインでは…」と教えてくれた話なのででたらめではないみたい。あーだこーだ言っても結局は主治医の判断です。朝4粒昼1粒で体調も問題なしで至って順調です。
- 12:00
まだGCAP2回ですが、CRPや白血球の数値は正常の範囲に収まり寛解導入成功の太鼓判。現在の元気さや他の先生の意見も鑑み、早期退院に向けて調整してもらえそうな話です。
もう間もなく退院となると少し復帰への緊張感や家に戻れる高揚感でそわそわ落ち着かないです。
入院23〜24日目
排便1回・通常の便・平熱
退院目前ですがステロイドとGCAPは続くので、GCAP3回目で今後の外来での実施を調整します。
復帰に向け今までより散歩や体を動かす時間を増やし、睡眠リズムも整え退院準備は万全です。
入院25日目
排便1回・通常の便・平熱
- 8:00
好調な状態で1週間が経ち、主治医とも話し、「明日退院しましょうか」が遂に聞けました!やはりステロイドを1日20mgとした時点から、外来管理でという消化器科の方針通りです。
先立って準備があればと外出許可も出してもらえたので、荷物の撤収と体を慣らすため、午後に外出の申請を出して久々に家に帰ることにしました。
- 12:00
妻に昼食後13:00出発で迎えに来てもらい、昼食がまだとのことで、うどん屋さんに入り昼食です。一口二口わけてもらうと、やはり病院食とは違った美味しさで幸せになります。
ホントは外出中の飲食はまだNGですが、いまさらうどんで悪化はまず考えられないので、自己責任でモグモグ。もちろん病院で食べてきているので少しだけ。
家に帰り、子どもと遊んだりお風呂に入れたり束の間の3時間ほどを過ごし、病院へ戻ります。
車で10分ほどですが子どもの乗り降りやら、着替えの準備やら、1カ月間1人でやってくれた妻にはいまさらながら感謝と尊敬で一杯です。
- 17:00
病室に戻り、退院の準備を改めて考えます。決定したのが今朝だったので、会社への連絡。週明けから出社するということで報告しました。他は両親ぐらいかな、意外とやることないです。
入院保険や会社提出用の診断書や入院証明書の書類関係は必要分を調べ通院時に申請します。
ということで私にとって退院に一番必要なのは体調を整え体力を少しでも上げることでした。
- 18:00
最後の夕食。そう思うと少し感慨深くなります。美味しいものもそうでないものもありましたが、予算の中で健康やバランスをとる食事を毎回提供してもらえるのは、病院なので当然ですが大変有難いことです。
病院の朝食はちょっと手作り感が無いので夕食をしっかり感謝の気持ちでいただきました。
退院当日
いよいよです。遂に待ちに待った退院当日です。いつも通り朝食は8:00ですが、退院する人は健康人扱いなのか、もう体調を聞かれたりしません。
一番早い10:00退院で段取りを進めてもらい、退院の説明を受け、会計を済ませて退院です!
潰瘍性大腸炎との長い付き合いは続きますが、約1カ月の入院生活はこうして幕を閉じました。