再入院治療
潰瘍性大腸炎での入院から一度は無事に退院して、仕事にも戻り日常生活を取り戻していました。しかし退院から1年半後に再び悪化して再入院してしまいました。その時の記録をまとめています。
再入院
・発症から1年7カ月
退院してから1年半元気に過ごしましたが、やはり「完治」はしておらず「寛解」でした。そして「再燃」しました。
主治医からも珍しいことではないと慰められ、再び入院生活がスタートしてしまいました。CRPで7くらいと、前回より早い入院でした。
再入院1週目
・排便10回以上・粘血便・37.0度
今回は比較的初期で、全身症状も軽い状態で入院でき、前回のような苦悶の日々は2・3日で過ぎ去り、心身とも落ち着きを取り戻しました。
下痢と少量の血便は続きますが絶食で安定し、腹痛に関しても何度か痛み止めを使う程度で数日間でほとんど治まり落ち着いた状態です。CRPも改善傾向で3くらいまで下がりました。
ステロイドは入院直後の採血で感染症の検査して1週間後から開始です。
再入院2週目
・排便4・5回・下痢・平熱
ステロイド開始前ですが採血数値は少し改善、体調的にもかなり良い状態に戻ってきました。全身症状や発熱も無く、下痢気味なだけです。今回もステロイド40mgから開始となりました。
食事も重湯・3分粥・5分粥と食べることができ、早い段階で点滴生活から脱出できました。院内は自由に動け早くもヒマを感じるようになりました。
再入院3週目
・排便1・2回・軟便・平熱
入院後の経過はすこぶる良好で、3週目から食事は全粥を経て低残渣の常食になりました。
初めて入院した時とはペースが段違いです。早めの入院が奏功してか体力も落とさず、3週間でほぼ100%の状態に回復しました。
排便回数もまとまり、軟便状態で上々です。今回もステロイド20mgで退院が既定路線で、それまでは入院生活が確定です。
逆算するとやはり1度入院すると絶食とステロイドの減薬でどうしても1か月程度の入院が必要となるようです。
再入院4週目
・自覚症状なし
ステロイドの減量が完了して20mgになりました。体調的には何の問題もなく、社会復帰に備え運動もしていました。
前回同様、外出許可で2度ほど家に帰り、その後無事退院することとなりました。今回は入院後の経過が良かったのでステロイド投薬のみでした。